昔作ったもの
40年位前まだラジコンという言葉が一般的でなく無線操縦と言っていた頃から作ったも
のです。

1962年 高校三年の時の自由研究展の時に作った無線操縦ロボット
身長135cm。前進、後進及び、向きを変えながら歩行が出来た。
A1電波(キャリアーのみ)の断続によるパルスカウント方式。送信機には電話のダイヤルを
使った。受信側は自作のロータリーリレーを使い、10個のリレーを作動させた。
会場では周囲にループを張りアンプにつなぎ、ロボット側にはピックアップコイルを設け電磁誘
導結合により音声を伝達し、喋らせることもした。
小原国芳学長賞を頂いた。

ロボットの中身。中段一番左が受信機。真空管1本の超再生方式。
もちろん送信機も真空管であった。
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1963年に作ったラジコン自動車
既製のラジコンカーなど一切無い頃である。おもちゃのブリキの車を改造し組み込んだ。

送信機は真空管方式8チャンネルのものを製作。受信機はトランジスターで作った。
トーン変調によるリードセレクター方式。リードセレクターとはオルゴールのように並んだリード
をコイルで駆動し、共振して振動したリードが接点に触れそこにつながったリレーを作動させる
というもの。トーンの周波数によって振動するリードを選ぶ事が出来る。
サーボモーターも含め内部の機構は全て自作した。
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その送信機と受信機 |
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1966年のラジコン技術4月号に載ったラジコンのジープ
この頃は雑誌にもラジコンカーの記事は殆んど無く、読者のラジコンカーの製作記事としては
おそらく日本で初めてのものだったと思う。

全長520mm、ステアリング、走行、ライト、クラクションの操作が出来
バックライト、ウィンカーも点いた。
送受信機は前回製作した8chのものを使用したが、送信機のトーン変調が不安定だったため
後に発売になったOS小川精機の12チャンネルの送信機が使えるように受信機を改造した。
左側に並んで写っているのがOSの12チャンネルの送信機。(OSのマークがはずしてある)
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ボディはアルミ板を加工して作った。 |
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ボンネットの中には駆動用のモーターとステアリング用のサーボモーター、クラクションが入っている。
後部に受信機と駆動用モーター制御サーボ、6Vのバッテリーを積んだ。 |
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駆動用モーターはマブチ65という当時
では一番大きなものを2個使った。 |
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サスペンションも結構効いていた。 |
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ステアリング用サーボ(左)と
駆動用モーター制御サーボ。
ステアリング用サーボはネジ
になっている軸を回転させ、そ
こに取り付けたパーツを左右
にスライドさせた。そのパーツ
をタイロッドの中央部に噛ませ
た。 |


この後プロポーショナルの送受信機、サーボ等市販品が多く出回るようになり無線、機構部分
については自作する楽しみも無くなり趣味としてのラジコンはやらなくなってしまった。
※この他にも船、飛行機、戦車など数点製作したが資料が残っているのはこれだけだった。

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